清華魔法学園Ⅰ〜学園生活編〜












「「やあ、待たせたねぇ」」







シュッ






いきなり私たちの前に現れたのは大変可愛らしい双子の男の子。







......今、魔法使って現れた?








「ふふ、怜桜たちが相手だなんて楽しくなりそうだね、凌牙-リョウガ-」







「本当、久しぶりに暴れられるね、光牙-コウガ-」








ふわふわのハチミツ色の髪を揺らして、猫のような少しつり目の大きな瞳が私たちをとらる。







何故、だろうか。



あんなに可愛らしい容姿なのにその笑顔には狂気を感じる。