「相手は確か高等部2年のイカレ双子だったな」 「ま、俺たちの敵ではないよね」 無表情な怜桜ににこやかな悠。 で、ついでに言うとその2人に囲まれている挙動不審者な私。 やばい、死へのカウントダウンが始まったよ。 「さて、この会場の最終試合は君たちだったね」 優しい王子様な声が私たちに向けられる。 この声は......