清華魔法学園Ⅰ〜学園生活編〜











「しっ知らないつーのっ。わ、悪さをする奴は捕まって当然だっ」








ビビりながらも、逃げるチャンスを伺う私。






相手は手足を縛られたって、魔法が使えるんだ。




どーにかして逃げないと、私の命が...








「あははははっ、ほーんと何も知らないんだね。大丈夫だよ。俺たち今、魔法が使えないからさ」








ビビる私を可笑しそうに見つめ、そんなことを口にしたのは茶髪美少年。