「......で!!どーなんだよ!!大和!!」 俺は紗久から興味を逸らすように大きな声で大和にもう1度問う。 さっさと答えろ!!! 「なーに難しいことで悩んでるんですか。愚問ですよ」 「は?」 「アナタは紗久ちゃんのためなら何でもできる人じゃないですか。周りだって、ルールだって関係ない。アナタがアナタの納得いく形になるよう全部壊せばいいじゃないですか」 仕事から目を離し、不敵に笑った大和はただ至極当たり前のことを言うように俺にそう言った。