「じゃあ、お堅い話はこれで終わりね!!さぁ、折角の家族水入らず!!今度はもぉーと明るい話をしましょ!!」







パンっと明るい調子で手を叩き、お真面目モードを一気に崩すお母さん。






え!!


切り替え早っ!!!







「フフッ、この間パパとイギリスに行った時の話なんだけどねぇ〜」







未だに切り替えることができていない私とお兄ちゃんなんて置いてきぼりでお母さんはいつもの調子でノロケ話を始めたのだった。






こうして私の目的は予想より斜め上に行く結果を残したのであった。