一応周りをキョロキョロ確認するがもちろん楓様の姿なんてない。 そもそも数十年前に亡くなったって習ったし、いる訳ないよね...。 「にしても、本当に若い頃の楓にそっくりだな」 私を見つめるアルバーロ様の瞳はどこか暖かく、何かを懐かしんでいるようだった。 「何の用だ、アルバーロ」 仮にも相手は3大魔法使いというお偉いさんなのに。 怜桜はそんなお偉いさんに高圧的な態度をとる。