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「うぅ、あっつ」
ジリジリと真夏特有の太陽が私に刺さる。
そんな太陽を遮るように右手を太陽に掲げた。
右手首には相変わらずキラリと光る翼先輩から貰った金のブレスレット。
もう取れないし、お守りとはいえ、普通のアクセサリー状態だ。
「ここは国の管理が行き届いている海とはいえ、一般の方も利用されている海です。マナーとルールを守って利用してください。では、解散」
砂浜にて。
初等部から専攻科まで全校生徒の前で高等部生徒会長として話をしているのは私のお兄ちゃん。
ついにやって来ました。
海の社会科見学。
わっくわくでっせ!!!



