もう要らないと、いつの間にか捨ててしまった光を。 俺に、いや、俺たちに届ける君はいつの間にか大きな大きな存在になっていた。 「フッ、2人してほだされてやんの。全く負けたよね、あの子には」 「あぁ」 悠と俺は静かに微笑み合った。 全てから君の光を、君の笑顔を守ろう。 俺たちの大切な大切なたった一つの希望の光だから。