静かに流れる時間の中で。
今まで触れたことなんてない、とんでも話を聞きながらその非現実的話を身近なものとして受け入れられない自分がいた。
まるで手の届かない、小説の一部を聞かされているみたいだ。
「百花は清華魔法学園の魔法使いを守るため、活動している。常に外の戦地に行き、時には自衛のために戦い、時には自衛のために相手組織の解体に全力を注ぐ。生徒も教師も関係者も戦えると認められた者が属し、戦う、戦闘集団なんだ」
非現実的だ。
魔法ってだけでも十分なのに、平和だと思ってた世界は実はそうじゃなくて影ながら戦い続けている者達が必死に守ってきたもので。
「〜っ」
理不尽で情けなくて辛くて。
このどうしようもならない感情は一体どこにぶつけることが正しいんだろう。



