「瑞希、アナタはその何も知らないお姫様をナイト気取りで守っているつもりなんでしょうけど......それも時間の問題ね?」 「そんなことはないさ......守ってみせるよ」 「ふふっ、どこまでやれるか見ものね」 西園寺先生は余裕の笑みを、瑞希先生は少し苦しそうな笑みを浮かべた。 「じゃあ、ね。篠原さん......いいえ、紗久」 そして西園寺先生は魔法で姿を消した。