そして......
「だからね。久しぶりに仕事にきたんだから今までのツケ分もたっくさん怜桜と悠には働いてもらわないといけないの。けど、まだその途中なのにいなくなっちゃうんだもの」
怜桜と悠が大怪我をしていたのは紛れもなく私のせいだ。
怜桜と悠はずっと私を守るために普段は優先しない学園生活を優先していた。
だから、その選択が2人をこんなにも傷付けてしまった。
「学園は......いや、大人はまだ未熟な子どもを守る義務がある。その大人があたかも子どもを優秀な道具として扱うなんて......そんなの許せない」
「いいわぁ、その目。でも勘違いしないで。優秀な道具は道具でも彼らは世界を守る道具よ?ただの道具じゃないわ」
怒りを抑えきれず力任せに西園寺先生を睨む私を見下すように見つめる西園寺先生。



