が、一つ紗久ちゃんの周りの魔力を見た時、“よくない魔力”以外に引っかかることが何点かあった。 「ん?何や、難しい顔して?そないにヤバいんか?紗久ちゃんのやつ」 少し考えていると不思議そうな顔をして学が俺の顔をのぞき込んでくる。 「まぁ、そうだね。いろいろと......ね」 俺はそんな学に対して曖昧な返事をして、その場ではあの違和感を伝えなかった。