「紗久ちゃん、その顔は翼や学の言う“よくない魔力”に心当たりがあるんだね」
「まぁ、はい。一応、それらしきものは......」
難しい顔で考えていると大和先輩が優しい笑顔でまじまじと私を見つめながら質問してきたので私は考えつつも曖昧な答えを出した。
はっきりとは言い切れないが、原因その1として考えておくのもありだろう。
「俺も感じる。その“よくない魔力”。気をつけてね、紗久ちゃん」
「え!!?ちょ、ほんまかいな!!?気ぃつけてな?紗久ちゃん」
大和先輩は心配そうに学先輩は驚きつつも最後はしっかり心配そうに私を見つめる。



