「なかなかいいもん作ってんじゃねぇーか。よし、早速顔にぶちまけてくるわ」 「ああ。でもそれはあくまで試作品っちゅーことだけは覚えとき。もしかしたらとんでもないことが起きるかもしれへん。安全の保証はせーへんで」 「わかった。ありがとな、学」 「いつものことや、気にするな。今回は紗久ちゃんの為でもあるさかい」 翼先輩は学先輩は軽く会話をすると研究部員をあとにしたのだった。 もちろん、何故か私も引き続き翼先輩と一緒に。