「この辺りで灰ヶ峰 翼-ハイガミネ ツバサ-を見なかったか!!?」 「え、いや...」 鬼の形相で叫ばれて返答が曖昧になる。 .........てか、灰ヶ峰 翼ってどちら様よ? 「.........そうか。あのくそ男見つけたらこれに要連絡だ、よろしく」 「はー」 鬼の形相メンバー1人は紙切れを私に渡すと周りの男たちに何やら声をかけて他の場所へ走って行ってしまった。