「んー、あー、そーだねぇ」 おそらく私のパートナーだからの参加だろうが、魔法が使えない私にはそんなことを喋る余裕もなく曖昧な返事をする。 ......アイツらの世間話より、バレーボールの動向の方が大切だ。 「適当ね。自分のパートナーなのに大して興味ないの?」 「え、いや...」 余裕のない私に気づいているのかいないのかわからないがどうでもよさそうに話し続ける友江にさらに曖昧な返事をする私。