清華魔法学園Ⅰ〜学園生活編〜











お兄ちゃんといた時間は正直長いものではない。





物心つく頃にはお兄ちゃんはもうこの学園の生徒だったから。






それでも年に数回しか会えない妹を何故ここまで愛せるのだろう。









「俺を頼れ、紗久」






「うん」








彼の大きな愛情にはもう慣れた。




珍しく真剣な表情のお兄ちゃんに笑顔で頷く。