しかも私と同じ歳に身篭るなんて。 『血は争えないって事か…。』 お腹を摩り、まだ小さい命を実感する。 「だから!捨てたんじゃないの!!」 『…私達を産んで後悔してる?』 ずっと聞きたかった。 「してないわ、私の子供なんだから…。」 『それ聞いて安心した。 私も母親になる決心が付いた。』 私と蒼空は愛されてたんだ…。 なら、私だってこの子を愛せるよね?