神龍、双覇、真白side


「朱音ー!どこだーーーー!!!」


「それで見付かれば苦労しません。
周りに迷惑なので黙って下さい。」


街中で叫ぶ愁斗を李樹がキツく咎める。


「紘ぉ〜行くの蒼空の所でしょ〜??
なんで街に寄ったの?」


「花買ってたら分かんだろ?
朱音は何かあったら蒼空の所に行くからな。
今迄もそうだった。」


もうなんとなく行動パターンが分かった。


「紘先輩、睨まないで下さい…。」


類は紘先輩にずっと睨まれてる。


「俺の妹をー!責任取れよ!!」


「だから結婚するってぇ♪♪
早くなっただけって思えば良いよ!」


「思えるか!」


大所帯で朱音を探していた。