[さぁ!次の撮影の為に準備だ!!]


『え…まだあるの?』


もう疲れ果てました………。


「朱音さん!着替えましょう♪♪」


さっきまで居なかった星蘭社長が現れて、
私を衣装部屋へと押し込んだ。


『星蘭社長!今度は何を…?』


[仕上がってからのお楽しみです♪]


着ていたドレスを脱がされ、
訳も分からずされるがままの私。

メイク、セットも一から直し、
ドレスも着させられた。


「目を開けても宜しいですわ!」


言われた通りに目を開けると、


『え?これって……!』


ウエディングドレスを
見に纏う自分が鏡に映っていた。