不器用な彼が隠した2文字




「本当、単純だよね…」

「えっへへ」




緩む頬を隠すことはもう諦めた。

だってだって、朝比奈先輩がサッカーやってるんだもん!!




友達と楽しそうにボールを追いかける朝比奈先輩は、いつになく無邪気に笑っていて。

光る汗が爽やかで。


そして、シャツで汗を拭く姿が尋常じゃなく色っぽい。




「Tシャツになりたい。

サッカーボールでもいい…」



そう言ったら、紫乃に本気で引かれたけど。