不器用な彼が隠した2文字


















「すっごく綺麗でしたねー!」



上映が終わりプラネタリウムを出ると、まだお昼。




「そうだな。

そろそろ何か食う?」


「そうですね!」




一緒に入ったのはオシャレなカフェ。

メニューを広げて、食べるものを考える。




「俺、カルボナーラにする」




即決した朝比奈先輩に、焦ってメニューをめくった。