不器用な彼が隠した2文字




「…ん?」




優しいその声に、泣きそうになった。


目を伏せたのは、夕日が眩しかったからだ。





織花さんのこと好きなんですか、とか。


どうしてキスしたんですか、とか。


聞きたいことはたくさんあった。





でもー…








「私のこと、やっぱり嫌いですか?」












朝比奈先輩の方は、見なかった。


2人とも、夕日を見てた。