「…見んな」




ぶっきらぼうにそう言って、顔を背ける朝比奈先輩。

もうそんな反応すらも可愛い。







♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜





他愛もないことを話しながらアイスを食べていると、突然鳴った朝比奈先輩の携帯。




ポケットから取り出したスマホの画面を見て、朝比奈先輩は一瞬動きを止めた。


…ような、気がした。