不器用な彼が隠した2文字





パアッと顔を明るくすると、面倒臭そうな表情。



「アイス行きましょう!
今日とか空いてますか!?」




勢いよく詰め寄ると、


「やっぱりやめればよかった…」


なんてため息をつく。


だけどもう前言撤回はさせないもんね!





そうして強引に今日の放課後、アイスを食べに行く約束を取り付けた。



幸せ!



藤崎さんたちは怖かったけど、朝比奈先輩が助けに来てくれるならなんだって良いや、なんて思えてしまう。

単純だなぁ…我ながら…。