「っ、なんで、浅井くんはアンタなのよ…!」





私の胸ぐらに掴みかかろうとする藤崎さんに、きゅっと目を閉じた瞬間ー…






「…こんな女に好かれるなんて、

浅井ってやつも可哀想だな」





朝比奈先輩の声が聞こえて、


彼は藤崎さんの腕を掴んで私から離した。





「っ、朝比奈…先輩…」