ママ交換所



目を閉じて 祈った


目を開けると

そこには 新しいママが寝ていた



ぼくは思い出した

ママが言ってた言葉


“ごめんね”




「ママ ごめんね ぼく ママを交換しなくない!!ママがいいの!!」


大きな声で叫んだ



すると

目の前にクマの顔をした猫が現れて

ぼくを光の中へと連れていった




そこでぼくがみたもの


ぼくが生まれた日


ママはぼくを抱っこしながらポロポロと涙を流していた


うれしいうれしい!って泣いていた



ぼくが歩いた日

ママは飛び跳ねて喜んでいた



ぼくが初めて“ママ”と呼んだ日


ママはぼくに歌を作ってくれた




ぼくは知らなかった


ママは怒ってばかりだけど

ぼくが大好きだから怒ってたんだ