未樹はニヤニヤしていて・・・

「あついねー、お2人サン」

と冷やかしてくる。

「それもいいけど写真撮らない?」

なんで急に・・・?

「いいから、いいから」

そのノリで一列にならんだ。

『はい、チーズ!』

カシャ!

あまり好きじゃない写真も、

彼が隣にいるのなら好きになる。

「これ、プリントアウトして

明日わたすね」

「うん!」

未樹はそう言ってそそくさ

帰って行った。