私が素直に喜ぶと

彼も微笑んでくれた。

先生の声が遠くから聞こえる。

集合に合図だろう。

「戻ろうか」

そう私が言うと、彼は

コクリと頷く。

バスに戻った私たちは

最高の気持ちもまま、

家に帰った。