私にかまうなっ!

―あれは、入学式の少したって

きた頃だった。

「ね~え~冬翔~!」

べたべた触ってくる女に

あの頃の俺は笑ってばかりだった。

「今日、放課後に遊ぼうよ~」


・・・本当は、嫌だった。でも、

でもこの頃の俺は・・・

「あはは・・・」

笑ってばかりだった。

あいつに、出会うまで。



あれはちょうど俺が女と群れていたとき。

「ねえ、今日空いてる?」

「え・・・っと・・・あはは・・・」