こんなイケメン野郎と

毎日顔を拝まなきゃいけないの!?

・・・どうしよ。

「まず、屋上へ行こう・・・・」

そう言って私は駆け出した。


【冬翔side】

・・・勢いに乗りすぎて

言っちまった。

「はぁ・・・」

でもあいつは、あいつだけは

俺のことを理解してくれた。

たとえ・・・

「・・・たとえあいつが

おぼえていなくても。」

隣にいた女はおれの独り言に

不思議がっていた。