ソウが暴走族の副総長だときいて、それが安全な行為なんかじゃないって事が頭の中を支配した。 ヤクザのキョウヤが刺されていたように、ソウだってきっと危険な事がたくさんある。 あの時の血まみれのキョウヤと、目の前のソウが何故かやたらとリンクして見えた… 「殴ったり、殴られたりするの…?」 その私の質問にソウは何を思ったのか、少し悩んだように困り顔で私を見ると 「そうだな…そういう時もあるかもしれねェな」 それはあまりに曖昧で、あまりに中途半端な答えのように聞こえてくる。