それは、赤と緑のチェックのズボンとネクタイ、ブレザーはシンプルな紺色。



私にはもったいないよー。



でも、しょうがない着替えるか。



私は、制服を着て、一緒に渡された黒のサラサラな男子ヘアのウィッグをかぶり、一応もらったちょっとインテリっぽいメガネをかける。



よしっ!準備オーケー!
でも、似合わないなー。



トントン



「じゃあ、いってきます!」



母「はいはい、気をつけてね。」



「だいじょーぶ!じゃあねー!」