そう…私たちにはまだ壁が残っている




今度は本当に会うのが難しくなってしまう




「正直、不安だよ?でも私、頑張れるから」




私は流羽の抱きしめる腕にそっと触った





「俺が京都から帰ってきたらまた一緒に暮らそう?」




「うん!」


そして流羽は寂しさを紛らわせるかのように何度も何度もキスを落とした





半年の間ちゃんと待ってるから


流羽のお仕事ちゃんと応援してるから





だから半年後、お互いに成長してまた笑って会おうね