だから見せつけるかのように紫音を強く抱きしめた その男はやっと諦めたような表情になってその場を立ち去った 紫音だけはダメなんだよ、離すわけにはいかねーの *○*○*○*○*○*○*○*○*○*○* …そんななわけだけど、って泣きすぎ」 私は話を聞いているうちに号泣していた 「俺らさ、離れてるからこそもっと気持ち伝えなきゃダメだよな」 流羽が真剣な様子で言った お互いにすれ違ってばっかりだもんね どんどん伝えていくことが大切だと私も思った