芸能界まで入って追い続けた紫音をこんな簡単に離していいのかよ 俺はあの日からずっと〝しおんちゃん〟が好きだったんだ ポッと出のバイトの奴になんか負けてたまるかよ 俺は急いで連絡先を調べて陽菜ちゃんに電話をかけた 「あ。もしもし」 『わわっ、流羽くん〜!ひさしぶりぃ』 相変わらずフワフワしてんな…