「ずっと好きだったの」 俺は藍を恋愛対象として正直見たことがなかったから驚いた モデル仲間としてはすげー尊敬してるけど 「ごめん」 俺はそう言ってゆっくり藍の腕を離した 「なんで?私は流羽の彼女なんかよりずっとずっと好きだったんだよ?」 藍は思いっきり涙をためて言った 「でも俺は、そのずっとずっと前から紫音のことが好きだから」 そう言うと藍は下を向いた