「そうじゃないの。多分私がだめなんだ、まだどうしようもなく好きだからさ」 …そう、これが本音 もう一生テレビ以外では会えないのかもしれなけどやっぱり好きだから 流羽以外は考えられないよ 好き…好きなの本当に 「そっか、でも俺、当分お前に片思いしていい?」 「それは私が決めることじゃないから」 陸斗は少し頷いて私から離れようとしたその瞬間 ぐいっ 私は誰かに引っ張られて一気に視界が暗くなった