「いらっしゃいませ〜」


そして私はいつも通りバイトを淡々とこなす



やっぱり流羽とは住む世界が違うんだと改めて思った




私はバイトをして学校に通う普通の高校生なんだ


流羽は違う


テレビの前でファンに夢を与える仕事をする人


やっぱり私たちじゃ成り立たなかったんだよ


私も芸能人になれば…なんて考えたこともあったけど



残念ながらそんな才能もないし




別れることこそ運命だったのかもしれない