お前だけは離さねぇ〜甘々♡同居が止まりません！？〜

駅まで歩いている途中でケータイが鳴った



カバンから取り出すと流羽からの着信だった



来るのが遅いと思ったから掛けてきたのだろう



私は無心のまま電話に出る






『あ、紫音？お前昨日の俺のライン見た？』



「うん」



流羽からのライン見ないわけないじゃない


嬉しすぎて舞い上がっちゃったくらいなんだから




『…そっか、それで今日来るかなーと思って待ってたんだけど』




待ってたとか言ってアイルちゃんと一緒にいたじゃない



嘘つき。




「ごめん、今日バイトなの」



お昼からだけど、ね。