次の日、私は思いっきり早起きをした



ぶっちゃけて言うと全然眠れなかったってだけなんだけどね




私は流羽の好きだった卵焼きを作った





私は少ししょっぱいのが好きなんだけど流羽は甘いのが好きだったんだよね






だから流羽の好みに合わせて甘めにした





「よしっ」





私はタッパに詰めて紙袋に入れた





〝美味しい〟って言って笑顔で食べてくれたら嬉しいな





それだけで十分なくらい私は幸せになれちゃうから