俺は紫音の応援の言葉に素っ気なく頷いてしまった なんだよ俺…ほんとガキみてーだ 紫音はそんな俺を心配してか〝大丈夫〟だともう一度念押しした その言葉がより一層俺のモヤモヤを増やしていく その時 「ごめん!レジでトラブって…」 電話越しに男の声が聞こえた