「あなたと暮らすことによる私の人生の終わりについて考えていました」 「…ぷっ。人生の終わり?俺と暮らすことが? むしろ、人生の始まりだろ」 なにこの人。本当に自意識過剰なんだけど!! 「なぁ、紫音?」 「かかか…勝手に名前呼ばないで!」 王子様はじりじりと近づいてきて私を壁に追いやった