「…お前が俺の手を振り払うとかムカつくんだよ」 流羽は私の耳元で呟いた 「ごめん…」 「俺がどんだけ今日を楽しみにしてだと思ってんの?」 「え?」 だって今日はたまたまオフになったんでしょ? 「今日オフなのは元から決まってた。それでやっとデートできると思って早起きまでしてさ…俺ばっかお前のこと好きじゃん…ムカつく」 好きって言ってくれた… 私はその瞬間涙が溢れ出した