お前だけは離さねぇ〜甘々♡同居が止まりません!?〜



私は会計を済ませ、重い足取りで流羽のところへ行った



「遅かったな…ってお前なんか顔色悪いけど?」


「ごめん、もう帰りたい」




…本当はまだまだデートしたいのに



やっとできた初めてのデートだったのに


「じゃあ、帰るか」



流羽は少し心配そうな顔をして私の手をいつも通り取ろうとした



「いやっ…」





…けど私がその手を振り払ってしまった