そして男の逆ギレ。
「そんな態度だから、こうして俺と別れることになってんだろうがッ!お前は馬鹿なんだからこうして人生経験積んだ方がいいんだよッ。むしろ授業料として安いんじゃねぇの?」
この発言で、話を聞いていた客・店員の反感を買うことになった勇輔。
だがそんなことは知らずに、何とか(元)彼女を丸め込もうと必死になり――傍らに立つ店員の存在に気付く。
「申し訳ありませんお客様。他のお客様のご迷惑となりますので、お静かにお願いします」
早川の静かな言葉で(見掛けは)冷静になり、座り直す女性に、(元)彼氏から不愉快にしかならない声が浴びせられる。
「ほらな?お前のせいで俺まで恥掻くことになっただろ」
何故か勝ち誇った顔をしてふんぞり返る男。最初の殊勝な態度とは全く別物だ。



