早川彩澄の華麗なる日々


「……は?」


「ですから、当店を出て右に二分歩きますと、セブンイレ○ンという名のコンビニエンスストアが御座います。そこではおにぎりパン弁当が販売されていますので、そこで昼食をお買い上げしてはどうでしょうか」


早川が提案していることをようやく理解した男は、驚きながらも態度は変わらずに反論をする。


「は、はあ?いいのかよ、俺は客だぞ?いくら一人だからってせっかくのお客がいなくなっちまうぞ?てか俺一人なんだから優先してくれりゃいいだろ」


「ご安心下さいお客様。当店は多くの良識ある多くの良識お客様に支えられております。お客様のような常識をご理解出来ない方が一人いらっしゃらなくなる程度では何ともありません。

それに、より早く昼食を召し上がりたいお客様に対しては、先程の提案は非常に有益なものと思いますが如何致しましょうか」