案内されて入った部屋にいたのは 椅子の上で本を読んでいるレツさんだった その姿でさえ見とれるほどかっこよかった 「レツ、俺の彼女と友達」 ゆっくりと本から視線をずらしこっちを見 た 「私、イザキ ミユって言います」 ミユが挨拶をしてとっさに私も挨拶をしよ うと 口を開いた瞬間レツさんと目があった その瞳はきれいで目がはなせなかった…