さくら、ひらひら。

「桜、この魔女が僕の先輩。香澄先輩、僕の彼女の桜」
「はじめましてぇ!あなたが!噂の海ちゃんの彼女!」

きゃっきゃとはしゃぐ香澄先輩が、僕を肘でグリグリとして、可愛いじゃない、なんて言う。
先輩のこんな姿を見るのは久しぶりだ。
桜は照れているのかほんのり頬を桜色に染めて、それでも香澄先輩と目線をあわせて、こんばんは、と挨拶をする。


……うん、可愛い。