「に、のみ、や? 二宮、って、あの、二宮、愛希?」 3人の焦る声。 だけど、私は、あの恐怖心でいっぱいいっぱいで 二宮くんにぎゅっと抱き着いていた。 怖くて、怖くて、震える体。 そんな私を足の中に入れながら、ぽんぽんしてくれていた。 それにひどく安心して、 暫くすると、震える体も治まって、 涙も止まった。